個人開発を始める人は多いです.でも,3年続く人は驚くほど少ない.弊社が周りの個人開発者を見てきて感じる「続く人と続かない人の違い」を,5つの観点で整理します.

注意:これは「続いた人が偉い」という話ではありません.3年続くこと自体が目的ではなく,何かが結実するために必要な最低期間が3年,という統計的な観察です.

違い1:「アイデアの新鮮さ」より「テーマの粘り強さ」を選んでいる

続かない人は,毎月新しいアイデアに飛びつく.続く人は,自分が3年飽きずに考え続けられるテーマを1つ持っています.

テーマは派手である必要はない.「教育」「決済」「家計」「子育て」「天気」 ―― 自分が日常的に関わる領域で十分.派手なテーマはたいてい3ヶ月で飽きます.

違い2:「短期の結果」より「月単位の積み上げ」で進捗を測る

続かない人は,1週間で結果が出ないとサービスを変えます.続く人は,1ヶ月単位でしか結果を見ない.アクセス,コミット数,ユーザー数 ―― 全部「先月比」で判断する.

日次で数字を見るとランダムなノイズに揺さぶられて,正しい意思決定ができない.月次なら傾向が見える.

違い3:「固定費を限界まで下げて」継続可能にしている

続かない人は,最初から豪華なインフラを組んで月数万円の固定費を抱える.続く人は,月数千円以下で全部回るように設計している.

たとえばドメイン(ムームードメイン で年1,500円〜)+ レンタルサーバー(月数百円)+ 必要なら無料SaaSのみ.これだと月500円台でも続けられる.売上ゼロでも3年で総額18,000円.これなら誰でも続けられる.

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違い4:「公開ペース」を一定に保っている

続かない人は,気が向いたときだけ大型アップデートをして,間が空くと半年動かない.続く人は,「週1ブログ」「月1リリース」など,小さくても一定の公開リズムを持っている.

リズムさえあれば,モチベーションが落ちた週でも自動的に動ける.逆にリズムがないと,動かない期間が長くなりすぎて再開が難しくなる

違い5:「自分の城(URL)」を持っている

続かない人は,SNSのプロフィールに全てを集約させる.SNSが死ぬとアイデンティティも死ぬ.続く人は,独自ドメインのサイトを持ち,そこに自分の活動の総体を蓄積させている.

SNSはアルゴリズムが変われば消える.独自ドメインの上に積み上げたコンテンツは,10年経っても自分の資産として残る.3年続くか1ヶ月で終わるかの違いは,「続けたら何が残るのか」が見えているかどうか,から始まります.

まとめ ― 3年続く設計を最初の1日で組む

「続けられる人」と「続けられない人」の差は,性格ではなく初日の設計です.粘れるテーマ・月次の指標・低固定費・公開リズム・自分の城 ―― この5つを最初に整えれば,あなたも3年続く側に入れます.


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